曽於市 – 寺島 幸男さん
2009.07.01
東京からIターン
住所 | 曽於市末吉町二之方 |
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移住した年月 | 2009年7月 |
移住前の住所 | 東京都 |
家族構成 | 妻、娘 |
ブログ・HP |

移住した理由
私は、東京で大手製薬会社の研究職として競争の激しい業界で勤務していたが、50歳を過ぎた頃から定年後は田舎で過ごしたいと思っていました。
また、現役時代から木工をやっており、自然木を生かした器を作っていたので、この木工の趣味を田舎でやりたかった。
そのために妻の郷里である鹿児島県曽於市末吉町にIターンすることを決意し、現役時代に末吉町に住居を新築、退職と共に妻と次女の3人でIターンしてきました。
移住してよかったこと
- 趣味の木工をやろうと思っていたが、養父が末吉郷土史を執筆していたと知り、それを読んでいく内に、興味を持つようになって、のめり込んでしまった。
- そこで、曽於市の合併前の旧3町の郷土史を基に、まとめることが好きだったので、全体の勉強のために歴史年表づくりを始め、曽於市と日本国内でおきたことを併記した「歴史年表」の作成を手始めに、「古城跡一覧」「曽於市の大木・古木」を取りまとめ冊子化するなど、自分の勉強のテーマを見つけて充実した生活を送っている。
- また、これらの郷土史などの勉強した知識を活かして、曽於市のボランティアガイドにも登録し、地域のために役立つ活動を行っている。
- 今は、末吉に墓がある平安時代の歴史上の人物「平季基(たいらのすえもと)」の研究など、地域に「埋もれた宝物」に光を与えるお手伝いに夢中になっており、充実した生活を送っている。
移住を考えている人へのアドバイス等
- 移住先で、何をしようとしているのか、趣味やこれまでの経験を活かそうとするのか、よく考えておくことが大事である。
- また、のんびりとしたいのか、老後をどうしたいのかも、自分でよく考え、準備しておくことも必要である。
- 長年使ってきた言葉は直らない。率直に自分は東京から来たということを、まず伝えて話すことが、相手とのコミュニケーションをうまくとる方法であり、言葉はそこまで必要はないと思う。