瀬戸内町 – 皿井 明日夏さん

2011.06.01

東京都からIターン

住所 瀬戸内町 加計呂麻島
移住した年月 2011年6月
移住前の住所 東京都品川区
家族構成 親子2人
ブログ・HP ブログ『加計呂麻島×架け浪漫』
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移住した理由

広告デザイン企画制作会社を経営して6年。それ以前は、5年程イタリアでスキーを学びながら様々なスポーツ大会のアシスタントや通訳業務などをしていた事もあります。帰国後も時間があれば、大好きな海でサーフィンやカヤック。山へトレッキングやスキーへ。自然と係わる遊びが大好きで、自然に生かされ、いつも大きなパワーをもらい私の原動力になっていました。

しかし、都会で生活していると毎日、仕事と子育てに追われ大好きな自然と係われない暮らしになってしまう。子供にも自然のフィールドで大きな空の元、思いっきり遊び、色々なことを感じて自然と共生することの大切さを学んで欲しい!と思いいままでの経験を活かして、子供達が自然で遊ぶ場。自然とともに生きる知恵を伝えるような学校で仕事をして行きたい!と長年の夢のため、2年程前から、会社を弟に引き継ぐ準備をしていました。

そんな矢先に、東日本大震災がおこりました。その日の出来事が私の大きな転機となりました。沢山の混乱が押し寄せる中、自然への思いが一段と高まり、「移住をするなら今しかない!」と思った時に、友人から一通のメールが届きました。

加計呂麻島の地域おこし協力隊員”と言う仕事。驚いた事に、偶然にも母の故郷だったため『これも縁だ!流れに実を任せてみよう!』と思い、応募したところ親子で加計呂麻島に移住する運びとなりました。

加計呂麻島は、手付かずの自然が残り、静かで穏やかな空気の流れる島です。この素晴らしい島で、地域おこし協力隊員として人と人、都会と島を繋ぎ、未来に生きる子供たちに、美しい風土や食べ物、言葉、感覚、文化、智慧、美意識を良い状態に繋ぐ事を微力ながら貢献してゆけたらいいな、と思います。

今は、農家さん同士、消費者、地産地消、コミニケーションの場として月一度に青空市を開催したり、都心部へ自然豊かな地で生れた野菜を出荷できるよう土台作りをし農業を活性化する活動などもしています。

移住してよかったこと

目の前には、キラキラした海。大きな空と鳥や虫の音色、波の音。そして、緑濃い山々。仕事で、汗をかいた後は、夕飯前に海へ飛び込み、1日をリセット出来ます。流星群がくる時は、流れ星が何十個も見れ、浜で見る星空は最高です。

加計呂麻島は、スーパーもなく、エンターテイメントもない島ではありますが、自然の素晴らしい空間に身をおけるのは、例えようのないぐらい、とても贅沢な生活です。

そして、子供達は少子化の影響で、少ないですが、異年齢の子供達が皆で集まり、本当の兄弟のように、集落で鬼ごっこしたり、川でエビを採ったり、海で思いっきり遊びます。

その様子を地域の方々が、温かく見守っており、集落が大家族のようです。

また仕事の上でも沢山の方に支えられ、こんなにも人に感動する事があるんだ!と思う事が多く、感謝の気持ちでいっぱいになります。

移住を考えている人へのアドバイス等

島での生活は、のんびりなイメージがあると思いますが、とても忙しいです。

集落奉仕作業(浜清掃や集落内の清掃、草刈りなど)もあれば、豊年祭や昔ながらの伝統を守った行事(七夕、お盆など)、運動会は、校区、地域、地区、町と何度もあります。学校の行事は地域の行事です。助け合いの精神が強く、人と人の係わりが密なこの島では、このような行事は、参加する事が重要です。しかし積極的に参加していく事で、チームの達成感のような、喜びや感動も沢山味わえます。

そして、移住にとても大切な“仕事”ですが、移住して見つけるのは、簡単ではありません。しっかりと今後を考えてきた方が良いとは思います。まずは、自分に合った場所へ足を運び、色んな人の話しを聞いたりイメージする事が大事だと思います。

きっと、今までの経験を活かした事が、出来るかもしれません。例えば、コンピューターを目の前に、ずっと仕事をしてきた方でも、この島では出来る人も少ない。だからこそ、外へ向けて発信出来たり、本土との接点がプラスになったりなど…
どのような場所で、どのような生活をしたいか。何をやりたいか、などを考えてみると、楽しい生活が作り出す事が出来るのでは?と思います。

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