天城町 – 平口 いづみさん

2014.04.01

山形県からUターン

住所 大島郡天城町三京
移住した年月 2014年4月
移住前の住所 山形県村山市・東京江戸川区
家族構成 父・母・私
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移住した理由

私は地元「徳之島」が大好きです!!海も山も川も、自然だけではありません食べ物も文化もそこで暮らすモノ全てが私にとって宝物です。

高校進学の為に15歳で島を離れました。その時期はサトウキビの収穫と植付けが忙しく、進学が決まっていた私も畑の手伝いをしていました。両親は農家ではありませんが、子ども達の為に畑を借りていました。仕事を終え畑に来る父はいつも笑顔で、夕暮れのほんの少しの時間でしたが一緒に働ける事が嬉しかったのを覚えています。15歳になるまでの間に両親をはじめ、集落のおじいちゃんやおばあちゃんから沢山の事を教わりました。挨拶や礼儀、感謝の気持ち、みんなで助け合う結いの心、あの頃から私は島人の温かさと両親の大きな背中に包まれながら育ってきました。だからでしょう、地元に帰る事は私にとって必然でした。畑から見える綺麗な夕日を見つめながら「ここに帰ってきたい!」と強く願ったのを覚えています。鹿児島に進学した後もその気持ちは変わらず、その後の進路も島へ帰る事を前提に進み島の為になりたい!みんなに恩返しして元気を与えたい!と考えるようになりました。

そして、ようやく帰る事できたのは、「農業」という、島を支える業(~なりわい)に出逢う事ができたからです。帰る前に山形県村山市の農業生産法人に務め、日本の農業の姿を間近で体感してきました。農業という産業は日本人の大切な徳の心を教えてくれる存在であり、無限の可能性を秘めています。

移住してよかったこと

移住して良かった事はやはり自然と向き合える事です。職業柄自然と触れ合う機会は多いですが、自然は感動や幸せを与えてくれます。仕事を終え顔をあげると目の前には綺麗な夕日があり、街灯があるのを忘れてしまうほどに星空が広がっています。自然と共に生きている事を実感できるこの空間がたまらないですね!

そして、何よりも両親や集落のヒトと語る時間ができてよかったです。子どもだった時に聞いた話と大人になってから聞く話はまるで別の物語のようで、昔話から学ぶ事も多くあります。今だからできる事がたくさんある事にも気づきました!

移住を考えている人へのアドバイス等

田舎付き合いは大変な事もありますが、それよりも良いなと感じる事の方が多いです。私も田舎で暮らした経験があります、Iターン者の場合はよそ者と思われるのは仕方ありません。しっかりと挨拶をし笑顔で話す事を積み重ねる事で信頼関係は生まれます。そして、分からない事は直接訪ねてみる事です。

私の中の4回ルールと言うのがあります、同じ空間にいて1回、顔をあわせて2回、少し話して3回、4回目でやっと名前を呼ばれるんです(笑)時間の積み重ねはどんな手土産よりも効果があります。ネットで調べて出てくる情報もいいですが、人と人との付き合いが本当の関係を築きます。

移住の大きな争点は仕事をどうするか、だと思います。資金源がある方はいつでもどうぞと言えますが、仕事が見つかるまでの目途はつけてから移住しなくてはなりません。都会とのパイプや生活が長い方は田舎の資源に気が付くのが早く、アイディアひとつで仕事はたくさんあります。私の移住の決めても働くところがないなら、自分で創ればいいと開き直ったのがスタートになっています。一度きりの人生です、今を楽しんでください!!皆さんの新しい人生、応援しています!!

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