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薩摩川内市 みかん農家 村上猛さん

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鹿児島県に移住したきっかけを教えてください

妻の叔父が営むみかん農家としての事業を私が継ぎたいと思ったことがきっかけですね。妻はもともと薩摩川内市出身でして、祖父の代からみかん農家を営んでいました。妻の叔父はその2代目となるのですが、後継ぎが見つかっておらず、自分の代でみかん農家は終わらせると話していたようです。

そんな中、妻と東京で暮らしているときに、妻の実家からみかんが送られてきたんです。食べてみたら、これまで食べたみかんは何だったんだと思うくらい美味しくて。その味は今でも鮮明に覚えています(笑)。

このみかんももうじき食べられなくなるねと話す妻に、「こんなに美味しいみかんをなくしたらだめだ、自分が後を継いで作り続けていく!」と伝えたんです。東京での生活に心身ともに疲れていましたし、元々、田舎暮らしに興味があったのもあって、移住に向けて動き出しましたね。

とはいえ、農業だけで生計を立てていくのには若干の不安もあり、仕事をしながら2年間勉強して土地家屋調査士の資格も取得し、2018年6月に薩摩川内市へ家族4人で移住しました。(次女は妻のお腹の中にいました)

移住にあたっての不安はありませんでしたか?

お金のことに関しては、土地家屋調査士の資格を取得したこともあり、ある程度はどうにかなるだろうと楽観的に考えていましたね(笑)。どうにかなるだろうと勢いに任せつつ、移住に向けて行動していました。

生まれ育った東京を離れる上で、うまく地域に馴染めるかなとか、知り合いを作れるかなとか、その辺りの不安は特に感じていなかったですね。とにかく東京という場所や仕事から解放されて、新しい暮らしをスタートさせることが楽しみでしょうがなかったので、ポジティブな気持ちで移住したのを覚えています。

広々とした庭ではプール遊びもできる!(提供:村上さん)

移り住んでの感想、まちの印象、魅力は?

薩摩川内市はとても住みやすい場所だなと日々感じています。足りないものはネットを頼ればいいし、不便を感じるってことは特にないんですよ。そういう意味では、都会と同じ生活を送れていると思っています。

そして、鹿児島はやっぱり食べ物がなんでも美味しいですね!お肉にしても、豚・牛・鶏ともに県内産で揃うのが驚きですし、質の高いものが普通にスーパーに並んでいるんです。東京で暮らしていたときは、国産肉を購入するとなると高くなってしまうので、すべて海外産のものにしてしまうことも多々ありました。

肉はもちろんのこと、野菜や果物、あらゆる食べ物が、都会と鹿児島ではレベルが全然違うなと感じます。東京では大金を払えば何でも手に入るとは思うのですが、大事なのは日常の暮らしじゃないですか。安心安全で質の高い食べ物を自分はもちろんのこと、子どもたちに毎日食べさせられているというのが嬉しいですね。

少年自然の家にて料理教室に参加している際の一枚(提供:村上さん)

地元に溶け込むコツは?

自分の場合は、地域の商工会青年部に入って、その活動の中を通じて同世代の仲間たちとつながれたのが大きかったですね。

あとは義父の紹介で、国の無形民俗文化財にも指定されている「東郷文弥節人形浄瑠璃」の保存会に入ったのも地域に溶け込むきっかけになったと思います。私は元々、歌舞伎をよく見に行くような伝統芸能好きでして、人形浄瑠璃にも興味があったので保存会に入ったのですが、何度も活動に参加することで、老若男女問わず知り合いを作ることができました。

よそ者だからと常に受け身の体制をとるのではなく、勇気をもって地域活動に飛び込んでみるのが大事かなと思いますね。ちなみに現在は保存会の事務局までをつとめるようになりました(笑)。

お気に入りの場所や風景

自宅のすぐ近くに旧東郷小学校がありまして、その交差点近くから望む広々とした田んぼ道が好きですね。移住する前、東京から薩摩川内市に遊びに来ていた時によくこの道を通っていたのですが、一気に道が開ける感じがあって、「良い景色だな、田舎っていいな」と感じていました(笑)。

旧東郷小学校近くの交差点から望む田んぼ道(提供:村上さん)

妻・裕紀さん)家族で出かけるときには、寺山いこいの広場に行くことが多いですね。この広場内に少年自然の家があるんですけど、自然の家が企画しているイベントによく家族みんなで参加します。体験型イベントが多いのが特徴で、ピザづくり体験やグラタンづくりは子どもたちも大喜びでした(笑)。自然あふれる環境で思いきり遊ばせたいという気持ちがあったので、理想的な場所だと思っています。

少年自然の家にて、グラタンづくり体験の様子(提供:村上さん)

現在の仕事とこれからの目標

現在は妻にも助けてもらいながら、みかん農家、土地家屋調査士の二足のわらじで活動しています。

みかん農家の活動については、むらかみファームという屋号を設け、主に3種類の温州みかんを栽培しています。メインは山下紅(やましたべに)という品種を扱っているのですが、これが甘みと酸味のバランスが抜群で、みかんの皮(じょうのう:果肉の粒を包んでいる房)も薄く、祖父の代から受け継ぐ自慢の一品となっています。うちの子どもたちもこの山下紅が大好きで、このみかん以外食べられないと言っており、困っています(笑)。

村上さんイチオシの温州みかん「山下紅」(提供:村上さん)

現在は妻の叔父から事業を継承し、畑の面積を拡大している状況もあり、いつかは「みかんの専業農家になること」が目標ですね!薩摩川内市のふるさと納税の事業者としても登録したので、私たちが育てるみかんをより多くの人に届けることができたらと思いますし、みかんを通じて地域貢献にもつなげていきたいなと思っています。

みかんの収穫時は家族みんなで協力して行うことも(提供:村上さん)

移住を考えている人へメッセージ

猛さん)とにかく食べ物が美味しい、自然環境は最高、鹿児島は子育てをするのに向いている場所だと思います。私たちが住んでいる薩摩川内市については、市街地と周辺地域の距離が程よくアクセスも良好なので、移住後に困ることはほとんどないかなと思います。移住者もたくさんいるまちなので、困ったときには助けあうこともできますし、安心して移住してきてもらえたらなと思います。

裕紀さん)私は薩摩川内市出身とは言いつつも、地元を離れてから20年ほど経っていましたので、親族以外、知り合いはほとんどいないという状況でした。帰ってきて、寂しい思いや孤独感を感じないかと不安を感じていたんです。でも、そんな心配は不要だと言えるくらい、移住後に新たな出会い、素敵な友人がたくさんできました。娘たちの交友関係を見ていても、程よい人数構成がいいのか、男女関係なく兄弟のように仲良くなるんです(笑)。移住後の人間関係を心配されている方には「全く心配はいらないですよ!」と伝えたいです!

関連リンク

薩摩川内市の移住定住支援サイト「よかまちきやんせ倶楽部」:
https://www.city.satsumasendai.lg.jp/ijuteiju/index.html

村上さん夫婦が営む「むらかみファーム」のインスタグラム:
https://www.instagram.com/murakam.farm/

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